フリーランスの屋号ドメイン、屋号ホームページ

〜 SE、プログラマーにも屋号ドメイン、屋号サイトは必要か 〜

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多くの企業は、自社の事業内容や会社概要などを紹介するホームページを開設しています。
そして個人事業主でも、法人と同様にお店や事務所を紹介するホームページを持っている方も多いです。
それらはネットショップやアフィリエイトなど直接的に収入があるサイトとは別に作られていることが多いですが、では、屋号を持つフリーランスのSEやプログラマーにも、屋号の紹介をするサイトは必要なのでしょうか。

結論を先に書いてしまうと、(SE、プログラマーといっても仕事の仕方は様々ですから一概には言えませんが、)多くのフリーランスSEには屋号のドメインやホームページが業務上必要になるケースはないでしょう。
ホームページの制作やネットショップを開業する個人事業主ならホームページの制作は必須ですが、エージェントなどの紹介で仕事を請け負うSE・プログラマーには、自分のホームページで営業をする必要などないからです。
ですから、屋号名のドメインやホームページが無くても困ることがありません。(屋号名のドメインは、取ろうと思ってもすでに空いてないことも多いですが。)

筆者も開業してから数年間、屋号のホームページは作っていませんでした。
屋号のサイトを解説したのは、このサイトを解説したのよりずっと後のことです。
たまたま知り合いからホームページの制作を依頼されたときに、ホームページを作ってお金を貰うことがあるのに自分の屋号のホームページが無いというのもどうかと思い、専用の独自ドメインを取得して作ることにしました。できたのは数ページだけのとても小規模なサイトでアクセス数も非常に少ないのですが、それ以降ほとんど手を入れておらず、今のところ削除する気もありません。

ドメインとレンタルサーバーで年間に数千円程度の費用がかかりますが、それでも屋号のホームページを維持しているのには、いくつかの理由があるからです。
一部の方には参考になるかもしれないので、ここでその理由を紹介します。

理由1:知人などに仕事を紹介されたときのため

知人のホームページの制作はすでに完了していて、今のところ積極的に別のホームページをつくるつもりは無く「もし頼まれたら引き受ける」程度のつもりでいます。
それでもまた別のサイトを制作する可能性がある以上、頼んだり紹介してくれる人の便宜上、屋号の紹介ページはあった方が良いと思っています。
屋号ホームページのURLを名刺に記載することで名刺を受取った人が見に来てくれる可能性があります。

理由2:屋号名の存在を世間に示す

屋号のホームページを作る前に自分の屋号名をネットで検索すると、同じ屋号の別の個人事業主のホームページが見つかりました。
筆者より開業日が後なので、筆者の開業前に(屋号を考えているときに)検索したときには存在しなかったホームページです。
同じ屋号といっても業種は異なっていて、同音ですが一部が漢字とカナの違いもあるので、それほど気にする必要はないことに思われました。とはいえ、筆者の屋号を検索したつもりの人がそちらのページを見て勘違いしてしまう可能性もあるし、今後同業者が「気づかずに」同じ屋号を使ってしまう可能性もあると思いました。
屋号サイトの開設後は、屋号名で検索をしたときに筆者の屋号が一番上に来るようになったので、それらのことを気にする必要がなくなりました。

理由3:ドメイン確保のため

屋号名でドメインを取得しようとしても欲しいドメインは既に使われていて取ることができないということは珍しくありません。
その場合は、屋号名に他の文字や数字などを付け足したり関連性のある言葉などでドメインを取得することが多いのですが、自分で気に入る空きドメインがなかなか見つからないことも多いのです。
前述したようにいつドメインが必要になるかわからないので、せっかく取得したドメインを捨ててしまうのは勿体ないと考えています。一度放棄すれば、そのドメインがしばらくして別の人に使われているということもあるかもしれません。
また、一般的にドメインは古い方がグーグルなどの検索エンジンからの評価が高く検索結果で上位に来やすいと言われているので、いつか多くの人に検索してもらいたくなったときにドメインを長く維持していると有利になります。

理由4:仕事用メールアドレス

ある面ではホームページ以上に大事なのがメールアドレスです。
取引先と直接メールでやり取りをするときのメールアドレスに、独自ドメインのものを使うようになりました。
こちらのメールアドレスがフリーメールでは先方になんだか胡散臭く思われるかもしれないし、かといってプロバイダにもらうアドレスはプロバイダを替えるたびに変わってしまいます。
その点、独自ドメインのアドレスなら私用のアドレスっぽくはないし、ドメインを維持する限りはずっと使い続けることができます。
ドメインを手放すとせっかく作ったメールアドレスも変えなければならなくなります。

このように筆者はすこし特殊な事情もあり企業サイト的なものを維持しています。

ホームページをもつ理由としてその他に考えられる特殊な事情では、ジャパンネット銀行の営業性個人口座を開設するためという場合もあるかもしれません。
ジャパンネット銀行の営業性個人口座は、振込み先の指定を「屋号のみ」とすることができて(つまり振込先に個人名を入れなくても良いので)便利ですが、口座開設にはホームページがあることが必須条件となっています。そのため、個人で営業をする事業主などは、この口座開設のためだけにホームーページを作成するという人もいることでしょう。

※→ ジャパンネット銀行 ビジネスアカウント

※営業性個人口座については屋号口座のページで説明しています。

多くのフリーランスSEとプログラマーは屋号があっても独自ドメインを取得してホームページを開設する必要はありません。
ただ、サイト制作に関わる仕事をしていたり、将来は自分で直接営業をする可能性があるというフリーランサーは、屋号サイトを開設しておくことで何らかのメリットがあるかもしれません。

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